Kay Music Academy

〜子供から大人のためのピアノとチェンバロレッスン〜

パリ散歩

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(サンルイ島の河川と、シテ島。ノートルダム寺院の2つの塔が見えます)

パリの発祥は、ノートルダム寺院のあるシテ島の後ろにある、サン・ルイ島です。

サン・ルイ島は、セーヌ川に囲まれている小さな島で、ちょうどパリの真ん中です。 そこから、橋でパリの北側(Rive droite),南側(Rive Gauche)へ渡ることができます。北側から南側まで、セーヌ川を渡ってお散歩は、15分ほどなので、丁度良いお散歩コースです。

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春ー夏のお天気の良い日には、パリジャンもシャンパンやチーズを持って、セーヌ川で日の入りまでピクニックをして、何時間も友達や家族と語ります。そんな、パリではよく目にする風景も、東京から久しぶりに来ると、いいな~と思います。

世界遺産のノートルダム寺院を眺めながら、時間を忘れて佇むのは、心のゆとりですね。

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サンジェルヴェ教会の後ろ側の石畳には、カフェがあり、とても可愛いです。

市庁舎(Hotel de Ville)の後ろにある、サン・ジェルヴェ教会は、大好きなお散歩コースです。 1626年生まれのルイ・クープランが、パリへ出てきて、1653年にオルガニすトとして働き、その後、何世代にも渡りクープラン一家がオルガニすとを勤めました。フランスのバッハ一家のようです。

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今はB&Bとなっている、18世紀の建物。

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クープラン一家の弾いたオルガン

 

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サンジェルヴェ教会正面

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マリア様の聖堂

また、バッハもルイ・クープランの甥フランソワ・クープランの曲を、二番目の奥さん、【アンナ・マグダレーナ・バッハの為の音楽帳】に書き写しています。皆さんも良く知っている、バッハのメヌエット:BWV 114 G-durが収められていますが、実はバッハでなくクリスチャン(Christian Petzold)という作曲家の曲なんですね。

 

大変興味深いのは、もとのフランス様式の音楽をコピーする際に、バッハ独自の解釈により、リズムを変えています。これは、現在ではバッハがどの様にフランス音楽を演奏したのかを知る手がかりにもなります。 また、バッハの音楽を理解する上にも大変興味深い資料です。

パリへ行かれたら、是非ふらりと訪れてみたくなり、地区です。

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