Kay Music Academy

〜子供から大人のためのピアノとチェンバロレッスン〜

第1回Kay Music Academyピアノ発表会 無事終了♪

2012年12月24日に、成城ホール(400名)の素晴らしいホールにて、ピアノ発表会が無事に終了致しました。

5カ月前に、ピアノレッスンを始められた大人の生徒様は、何と初めて弾く曲に【ショパンの雨だれ】!!を演奏しました。夏にレッスンを始めた時は、まだ手の形や指の筋肉もなかったのですが、地道な指練習(1日5分で変わります!)と、脱力した綺麗な手のポジション、腕の力などを生かした無理のない奏法で、5カ月後にこんなに上手に雨だれが演奏出来るようになり、私もとても感激致しました。

生徒様を見ていて、”この曲、大好き!!弾くのが夢なんです”という夢に向かって日々努力していく姿は、私も大変勉強になり、人間の計りしれない能力を目の当たりにさせて頂きました。

発表会では、とても素敵な黒いドレスとキラキラ★シューズに包まれ、普段よりもしっとりとした雰囲気で堂々と舞台に立てれている姿を見て、初舞台とは思えませんでした。こうして、人の前に立つ経験から、生徒様の中に今までと違う“自信”が生まれてくるのだと思います。

何よりも、音楽は日頃は1人で練習していても、多くの方と一緒に楽しめる、共有できる世界というのは、経験してみて感激なさるのではないかと思います。

そして、姉妹で自転車にのって、レッスンに通っている可愛いハーフの姉妹お二人。

まずは、妹さんがピアノを始め、その1カ月後にお姉さんも始めました。現在、ハーフのお子様や日本人でもBritish School、American Shcooへ通う子供たちの生徒様を多くレッスンさせて頂いておりますが、どうやら、多言語が合わさる環境で育つと、圧倒的に知能が高いように思います。

日本人家庭のお子様でも、学校では英語、ベビーシッターさんとは英語、などと環境などにより、多言語を見に付けることが可能です。

話がそれましたが、この姉妹は驚くほど進歩が目覚ましく、初回のレッスンで妹さにドレミを教えたら、2回目のレッスンでは、その本の練習20曲くらいを全部弾けるように練習してきて、両手でスラスラと弾いてくれてました。

【毎日練習してみたら、最後まで終わっちゃった!】

私:え~~~~~~!!!!史上初!?! 30分のレッスンで○付けで終わってしまうほど、膨大な練習曲を弾けるようにしてきてしまいました。

それが発表会の2カ月前。

当初、発表会にはまだ早いかな?と考えていたのが、こんなに習得が早いなら、両手で弾けるかな?ということで、

2カ月後に無理なく弾ける2曲を選び、3曲目は私との連弾でバッハのコラールを弾きました。難しい左手と右手の独立、リズムもきちんと弾けるようになり、準備を進めていました。

すると、発表会3週間前に、レッスンを始めたばかりのお姉さんが、【カノンにはまっているの。】と言い、パッヘルベルのカノンを弾いてくれました。

私:こんなに難しいの、良く弾けたね。

すると、Mちゃんは、【発表会で弾きたい!】と目を輝かせています。

ちょうど、その日に発表会のプログラム内容の校正中だったので、急いで追加して頂き、出場決定。

それにしても、あと3週間のみ。【汗…】

カノンを急いで連弾にアレンジし、もう1曲のソロは両手で弾く事に。晴れて姉妹で出場することに。12月24日はお父様のお誕生日なので、2人からのプレゼント!と喜んでいました。

 

当日、2人とも、とてもよく落ち着いて、素晴らしい演奏でした。姉妹二人とも、とても喜んでいたばかりでなく、ご両親もとてもハッピーで、さらに多くの生徒様の上手な演奏を聞いて、【来年も、出たいな~】と目を輝かせていました。

来年のピアノ発表会も、楽しみです。

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