Kay Music Academy

〜子供から大人のためのピアノとチェンバロレッスン〜

2016年6月10日(金) 【フランスの風】コンサートのお知らせ

皆様 こんにちは。

立春を迎えましたが、いかがお過ごしでしょうか。

6月に世界的に有名なピアノトリオ、Trio Wandererトリオヴァンデラーのチェリスト、ラファエル・ピドゥーが来日致します。また、現在パリ国立高等音楽院のチェロ科教授として後進の指導にも力を入れています。

2016年6月10日(金)19:00 市ヶ谷ルーテルホール

【フランスの風】バロック音楽とコンテンポラリーダンスの新たなる融合

出演:ラファエル・ピドゥー&パスカルジョパール&植山けい&KAN-ICHI

お申込みはこちら←からどうぞ。

 

ラファエルとは8年前よりパリを中心に室内楽やバッハ:ブランデンブルク協奏曲全曲演奏会などを行い、毎年フランス各地でコンサートを続けています。大変素晴らしい音色のチェロで、多くのファンが魅了される高名なチェリストです。2012年古楽器でジャン・ピエール・デュポール作曲:チェロのためのソナタを世界初録音し、インテグラル・クラシック社よりヨーロッパ・日本で発売されました。このCDは、【レコード芸術:準特選版】に選ばれました。

この度は来日に合わせて、2012年にデュポールのチェロソナタを録音させて頂いた、バロックトリオのメンバーのパスカル・ジョパール女史もお迎えして、第2回目の日本公演を開催させて頂く運びとなりました。

Trio6 モーツァルトが弾いたパリ郊外の18世紀の歴史的建造物にて、キャンドルライトだけでバロックトリオのコンサートを行いました。

長年、バロック音楽と様式を追求して参りましたが、2016年に生きている私たちにとってバロック音楽をどの様に感じるのか、新たな可能性を発見していきたいと思いました。

1 Photo by MiCHiCO

今回は特別に、フランスで10年以上活躍なさってきているダンサーのKAN-ICHIさんもお迎えして、バロック音楽に即興でダンスをして頂くコンサートを企画させて頂きました。

ラファエルとパスカルは、これまでにオペラ座のエトワールやコンテンポラリーダンサーとの共演の経験があり、喜んでコラボレーションをしたいということで、実現することになりました。

目に見えない音楽をどの様に感じているのか、身体表現を通じて新鮮な観点でバロック音楽をお楽しみに頂けるコンサートになると思います。

まさに、4人の共通である【フランス】の風を感じられる公演となることでしょう。

皆様お誘い合わせの上、是非お越し下さい。

partita concert1 036

2016年6月10日(金)19:00 市ヶ谷ルーテルホール

【フランスの風】バロック音楽とコンテンポラリーダンスの新たなる融合

出演:ラファエル・ピドゥー&パスカルジョパール&植山けい&KAN-ICHI

 

お申込み&詳細はこちら←からどうぞ。

 

1 フランスの風 表 2 フランスの風 裏

●コンセプト Le concept

21世紀初頭に生きている私たちにとって、【バロック音楽】という様式は古いものという認識があるが、18世紀初頭に生きていた人にとっては、その時代の”コンテンポラリー”であり当時流行の音楽だったのではないでしょうか。 今回の公演において、“現代においてバロック音楽をどの様に感じるか”を、バロック音楽とコンテンポラリーダンスと共に新たな可能性を追求します。 音楽やダンスのジャンルとは、その時代以降に様式やカテゴリーに分けられていることが多いですが、私たちは音楽とダンス、文化を結びつけられると考えます。ダンスにより視覚的に音楽を表現することができます。これらの融合から、時代やジャンルを超越したスタイルを生み出すことができるでしょう。

●プロフィール  Profile

ラファエル・ピドゥー(チェロ)Raphaël Pidoux

“見事に洗練されたバッハ”ロンドンーストラッド誌 “奥深い音色、スケールの大きい音楽性”モントリオーループレス誌“ Trio Wanderer(トリオ・ワンデラ―)のメンバーとして世界的に活躍し、シャンゼリゼ劇場(パリ)、スカラ座(ミラノ)などに出演し、ザルツブルグ音楽祭、フォル・ジュルネ祭(ナント・日本)、大阪音楽祭などにも招待され、これまでにユーディ・メニューイン、クリストファー・ハグウッド、シャルル・デュトワなどの指揮者と共演し、フランス国立管弦楽団など数多くのオーケストラと共演。17歳でパリ国立高等音楽院へ入学し1等賞で卒業。1988年ARDミュンヘン国際コンクール入賞、バッハコンクール3位受賞。これまで数々の録音よりレコード大賞、デイアパゾン・ドール賞を受賞。2009年フランスを代表するアコーデオン奏者リチャード・ガリア―ノン氏とピアツォラのCD録音並びにコンサートに出演し、同年パリ・オペラ座にてカダール・ベラルビとヌレエフの振付による【バッハ:無伴奏組曲】で特別出演した。現在パリ国立音楽院で教便を取り、ゴフレッド・カッパ制作(サルッツォ1680年)のチェロを使用している。http://www.triowanderer.fr/    

パスカル・ジョパール(チェロ)Pascale Jaupart

マルメゾン音楽院修士課程を卒業後、アメリカ・インディアナ大学にてヤーノシュ・シュタルケル、堤剛氏に師事。チェリスト兼ヴィオラ・ダ・ガンヴィストとしてパリを中心に活躍している。パリ市6区コンセルヴァトワールチェロ科教授。 アマルコール弦楽四重奏団のメンバーとしてFNAPEC並びにイルザック国際室内楽コンクール入賞。ヴィオラ・ダ・ガンバをパリでクリストフ・コワンとバルセロナ音楽院にてジョルディ・サヴァルに師事。パリのCapriccio Stravagante、Fuoco et Cenere、アンサンブルFragonard、オーケストラ・レ・シエクル、シャンゼリゼオーケストラ、トゥールーズオーケストラ、パリ管弦楽団、フランス放送フィルハーモニー管弦楽団等と共演し、チェロ並びにガンバ奏者として活躍する。 

植山 けい(チェンバロ)Kay Ueyama

2004年Paolo Bernaldiチェンバロコンクール第2位受賞(イタリア)。第19回山梨古楽コンクール第3位受賞(日本)。桐朋学園大学ピアノ科、アムステルダム音楽院チェンバロ科(オランダ)、ブリュッセル王立音楽院フォルテピアノ修士課程終了。フランスと日本を中心に活躍し、これまでにサル・プレイエル(フランス)、ヴェルサイユ宮殿ロイヤルチャペル(フランス)、モーツァルト音楽祭(ユネスコ世界遺産ヴュルツブルグ宮殿、ドイツ)などで演奏する。2012年スイス・ノイシャテル博物館所蔵J.ルッカース1632年で録音し、フランス デイアパゾン誌「新人賞」、レコード芸術で特選盤並びに朝日新聞推薦版に選出され、フランス国営放送並びにNHK FMで放送される。また、同年ラファエル・ピドゥー、パスカル・ジョパールと共に世界初録音したデユポール:チェロソナタがレコード芸術で準特選に選出。これまでチェンバロをメノ・ファン・デルフト、クリストフ・ルセ、ユゲット・ドレイフュスの各氏に師事。京都市立芸術大学非常勤講師、Kay Music Academy講師。

KAN-ICHI  振付家・ダンサー 

仏文化省公認教師。“CID ユネスコ国際ダンスカウンシル東京副会長”。 幼少より母、亜甲絵里香にモダンダンスを師事。堀内完、余芳美などにバレエを学ぶ。 93年渡仏し、Gigi CACIULEANU、Ruxandra RACOVITZAよりコンテンポラリーダンスの指導を受ける。1994年フランス、国立レンヌ・コンセルヴァトワール卒業、銀賞受賞。 1996年フランス、国立ブローニュ・ビヤンクール・コンセルヴァトワール卒業、金賞受賞。1998年フランス、国立アンジェ現代舞踊センター/CNDC卒業。2004年パリ国立ダンスセンター(CND)にてフランス国家公認ダンス教師免状取得。フランスを始め日本、イタリア、レバノンなどのダンス学校に招聘されワークショップを開くと共に、ヨーロッパ、アジア各地にて公演活動を行う。 1996年よりCID-UNESCO日本代表会員として信任され日本と海外のダンスの架け橋 と成るべく国際的な芸術文化交流に努めている。2014年にはアジア初、CIDユネスコワールドダンスコングレスを主催。世界26か国より参加者を日本に迎えダンスを通しての国際交流を実現する。TEDxWasedaU 2014のゲストスピーカーとして”ダンスを通してのコミュニケーション” についてを紹介。 http://www.cid-tokyo.org/

【アクセス】ルーテル市ヶ谷ホール

map_002

場所の問い合わせ:03-3260-8621

東京都新宿区市谷砂土原町1-1

【各線市ヶ谷駅下車】

JR総武線 徒歩7分

都営地下鉄新宿線A1出口徒歩7分

東京メトロ有楽町線5,6番出口徒歩2分

東京メトロ南北線5,6番出口徒歩2分

お問い合わせ
アクセス

アーカイブ