Kay Music Academy

〜子供から大人のためのピアノとチェンバロレッスン〜

1月-3月通奏低音講座

ka_06お申込みはこちらからどうぞ

通奏低音特別講座

講師:野澤 知子

2018年

第1回 1月14日(日) 

第2回 2月18日(日)

第3回 3月11日(日)

♪ 初級クラス①13:00-14:30 (90分) 数字の読み方から習います。

♪ 中・上級クラス ②15:00-16:30 (90分) 数字が読める方。

参加費&聴講費 3,000円 初回はプリント配布。2月以降は教材使用。

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通奏低音のスペシャリストである野澤知子先生をお迎えして、講座を行います。

チェンバロ、またピアノを演奏する上で和声を理解することは基本であり大変重要です。

ソロの曲もより理解が深まります。是非、この機会をお見逃しなく!

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●初めての方~上級者まで通奏低音を公開レッスン形式で丁寧にご説明いたします。

●初級:初めて&数字の読み方を知らない方。

中上級:数字を読んで弾ける方。アンサンブルをした経験のある方。

●皆様のご参加をお待ちしています!

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お申込:植山(03)6315-3044

♪ 野澤 知子:東京芸術大大学院古楽科修了。パリ市立高等音楽院古楽科にてクラヴサン、通奏低音、古楽アンサンブル、伴奏法を研鑽、満場一致栄誉賞付き最優秀演奏国家ディプロムを得て修了。スチュデイオ・トリアノン主宰。 http://studiotrianon.wixsite.com/home

フレスコバルディ チェンバロ講座終了!

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チェンバロ発表会を合同で行なっている野澤知子先生をお迎えしてフレスコバルディ・チェンバロ講座を開催しました。

今回はフレスコバルディを取り上げトッカータ序文の和訳を実際に受講生の方に演奏をして頂きながら説明をして下さいました。

ムジカ・フィオーリよりキリエなど、トッカータ、バレッタなどを演奏して頂きました。

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お茶タイムではクリスマスの様な暖かい雰囲気の中、美味しいお菓子を頂きました。

2018年1-3月は通奏低音講座を月一回開催予定です。

ご興味のある方は是非ご参加下さい。

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サロンコンサート アンケート

皆様、この数日はかなり冷え込んでおりますが、いかがお過ごしでしょうか。

12月3日に松濤サロンで開催したサロンコンサートのアンケートをまとめました。

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●お子様

.松濤サロンの雰囲気やピアノはいかがでしたか。

♪ 本物のピアノを弾かせることができて、嬉しかったです。

♪ ピアノの音色はとても良かったです。

♪ ピアノの鍵盤が軽くて弾きやすかった(子供の感想です)

♪ こじんまりして、アットホームな中で良い雰囲気でした。聞き手と距離が近く、子供は緊張感が抑えられたのでは。

♪ ピアノは大きなグランドピアノで、音も響いてすごく素敵でした。いい経験になったと思います。会場はたくさん人がいらしたのでもう少し席に余裕があるといいと思いました。

2.コンサートに向けて練習量は増えましたか。

♪ はいが圧倒的なお答えでした。

どれくらい練習していますか。

10-30 分

30 分(週5-6日30分が多かったです。)

60分

3.印象に残った演奏はありましたか。

♪ 先生との連弾。サンタクロースが頭に浮かんできました!

♪ 人形の夢と目覚め

♪ 雪のファンタジー

♪ 真夜中の火祭り

♪ ピアノを習いたてのお子さんが一生懸命弾いていたのが印象的でした。

♪ みなさんそれぞれ個性があり聴いていて楽しかったです。

4.今後、弾きたい曲はありますか。

♪ 人形の夢と目覚め

♪ ダカン: かっこう

♪ ベートーベン:トルコ行進曲

♪ ペーツオルト:メヌエット。

♪ ベートーベン:エリーゼのために

♪ くるみ割り人形:花のワルツ

♪ 月の光 ♪ ニューシネマパラダイスのテーマ ♪ アンダー・ザ・シー (ディズニー)

♪ 発表会では、ペダルをつかったクラシックの皆が知っている曲。 レッスンでは、半年~1年に1曲位、本人が弾いてみたい曲(ジャンル問わず)。

5.プレゼントについて。

♪ 子どもはアドベントカレンダー、とても喜んでいました。

♪ 思わぬプレゼントに帰宅途中、ずっとワクワクしていました。

♪ 演奏した子がプレゼントをもらっているのを見て次女は羨ましくて次は出るようです。
アドベントカレンダーはちょうど長女が欲しがっていたものだったので、とても喜んでいました。
ありがとうございます。

6.ご感想をご自由にお書き下さい。

♪ 今回の練習は、私がうるさく言わなくても自分で苦手な箇所を自ら練習したりするようになり成長を感じました。
最初楽譜がとても難しく見え無理だと感じたようですが、やればできるという自信につながったように思います。
ピアノの練習は最近は週に5,6日はやるようになりました。でも一回あたりが長くて20分くらいなので、もうちょっと練習時間が増やせるよう挑戦していけたらと思います。

♪ 娘は満足に弾けたようです。

♪ コンサートや発表会があると少し難しい曲にチャレンジできるので、それを練習し弾けるようになると達成感も味わえいい経験になると思います。

♪ 1ヶ月前は練習が間に合わないのでは、と思いましたが、毎日少しずつ頑張ることでやり遂げる大切さを子供が感じられたと思います。 発表会が終わった後も、何度も弾いて楽しんでいます。ありがとうございました。

♪ 緊張したけど楽しかった! 3部(コンクール受験者)のみなさんは前回の演奏よりもグレードアップされていて圧巻でした。

お教室ブログの”どうして本番で失敗してしまうの?”を読ませたところ、練習の必要性を再認識でき練習に前向きになりました。 日頃先生が仰っていることを私の言葉で話しても納得できなかったのですが、文章で読むことですんなり受け入れられたようです。ありがとうございました。

♪ 練習では止まったことがないところで止まってしまいました。前回の発表会より練習量は増えましたが、難しく、長くなった分、さらに練習が必要と反省しています。 また、ピアノの部屋にクリスマスツリーを置くなど、工夫はしているのですが、自らピアノに向かうことがない子なので、意識のチェンジを目指しています。

いつも楽しく、本物のレッスンを受けることができて感謝しております。こちらの教室で習えること、有り難く光栄です。 今後ともよろしくお願いいたします。

♪ 今まで練習した中で一番上手に弾けたと思います。本人、一生懸命に練習してたので、その成果が出ていたと思います。

♪ 課題を残しつつも心温まるコンサートに皆大満足で帰宅致しました。 沢山のご配慮本当にありがとうございました。 子供達にプレゼントまでご用意いただき、娘が高校生になってももらえるかなあと真剣に話していました。☺️ 皆様真剣にお勉強されてる成果が伺われ、私達も多いに刺激されました。

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●大人の生徒

1.松濤サロンの雰囲気やピアノはいかがでしたか。

大変素敵な会場とグランドピアノでした。クリスマスコンサートにはピッタリでした。

2.コンサートに向けて練習量は増えましたか。 どれくらい練習していますか。

♪ 危機感から増えました。 とは言え、1日1~2時間程度ですが…。

♪ 1時間程度/1日

3.印象に残った演奏はありましたか。

♪ やはり全くの初耳だった、プーランクのメランコリーと、ポンセのバラダメキシカナです。

♪ コンクールに出ている中学生お二人の演奏がとても素晴らしく印象に残った。

4.今後、弾きたい曲はありますか。

♪ 少しだけ難しいベートーベンソナタ(無理そう)と、ちょっと難し目のモーツァルトソナタ(無理そう)です。

♪ いつか歌や他の楽器との演奏もしてみたい。

5.感想をご自由にお書き下さい。

♪ 大人までプレゼントを頂き恐縮です。でも「頑張ったご褒美」的で大変うれしかったです^^

サロンコンサートは小空間で少人数で演奏できるところに魅力があると思う。
例えば曲の前後に各自がひとこと曲紹介や曲への思いなどを話すなど、フランクな時間帯があってもよいのでは?

♪ 相変わらずまたまたミスだらけでしたが、いつかはミスなく弾けますように、と神頼みの境地です。。。

自分の演奏云々よりも、皆様の演奏を聴くことが本当にとても楽しみです。 発表会って不思議ですよね。寸前までは仮病でお休みしたくなるのですが、終わった後は、大人の私でさえ、無駄にやる気満々になってしまいます!! どうもありがとうございました。

去年とミスの数は同じ位なのですが、少しでも音が良くなっているのなら、嬉しいです~。

12/3 ピアノサロンコンサート終了

 

皆様、こんばんは。2010_music_piano_02_r4_c2

昨夜、ピアノサロンコンサートが無事に終了しました。
大変お忙しい時期にも関わらず、多くの方にご参加頂き心より感謝申し上げます。

今回は、恵比寿教室の山田先生、元呑先生、1月より恵比寿教室のレッスンに来て下さる木下先生、フランス人のピアノレッスンを一緒にしている末高先生、私の大学の先輩である林先生と私の生徒、合わせて41名が演奏いたしました。

1部と2部は、ほぼ満席となるほど多くのご家族が応援に来て下さいました!
日頃の成果を存分に発揮できたでしょうか。

毎回全体の演奏レベルが上がっており、大変嬉しく思います。

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親子や姉妹連弾、また翌日お誕生日を迎える生徒さんは「ハッピーバースデー」を歌って弾いたり、会場の雰囲気が和みました。

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フランスから日本へ引っ越してくれたばかりの女の子が演奏してくれたり、高校受験が終わってレッスンを再開し初めて人前でショパンのワルツを演奏した大学生もいました。

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親子でピアノを演奏して下さったご家族や、これからコンクール本選やコンサートで演奏する方。バルトーク、リスト、スクリャービン、プーランクなど。

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大人の生徒さんがショパン、ドビュッシー、メンデルスゾーンの素敵な演奏をして下さいました。

終演後は時間が遅かったため、大人の生徒さんのみ自由参加で打ち上げをしました。
各自の演奏に対して皆から褒め言葉を頂き、ご本人は感想や反省点をお話しして良い交流の機会となりました。
前回の発表会の時よりも上手になられたなど、一緒に頑張っている仲間がいるというのはとても励みになりますね。

人前で演奏することは大きな発見があり、勉強となります。
そして、何よりも多くの人と素敵な音楽を分かち合うことが素晴らしいことです。
自分だけでなく、家族や友達が喜んでくれる。
暖かい拍手に包まれると「良かった!」と晴れ晴れとした気持ちになります。

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来年5月3日(木)渋谷 伝承ホールにて開催予定のピアノ発表会に向けて、引き続きご一緒に頑張りましょう。

 

どうして本番で失敗してしまうの?

gatag-00008458 ピアノは人前で演奏をすることで、日々の練習の成果が発揮されます。 そして、皆様と一緒に音楽の素晴らしさを分かちあうことができます。1人よりも100人と共有した方が何倍にもなって喜びや楽しさが増しますね。   外国では言葉が通じなくても音楽は、演奏者の人間性や内面性が伝わってくる「共用語」です。

私自身、アメリカやフランスで初めてのお客様の演奏前は心細くドキドキしましたが、演奏後に楽屋へ笑顔で感想を言いに来て下さる方がたにどれだけ救われたことでしょう。

昨日のサロンコンサートでは最後のレッスンよりも上手に弾けた生徒さん、いつも通りに弾けた生徒さん、ちょっとミスをしてしまった生徒さん、様々でした。

普段通りに弾けたれば万々歳だと思います。

なぜなら本番は緊張してしまい、いつもの-20-40%弾けないことがよくあるからです。これも、場数を踏んで失敗していくうちに自分をコントロールできるようになってきます。

家で120%練習していないと本番で!80-100%出ません。

80%になるか、100%になるかは、「自信」があるかないかです。 その「自信」とはどこから培われるのでしょうか。

日々の練習以外の何ものでもありません。

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練習を積み重ねれば、音楽が指や体の記憶として入り、曲が始まれば最後まで集中して弾けます。

どんなに練習をしていても、 集中力が欠けると一瞬にして落とし穴に入ってしまいます。。。

「大丈夫かな?弾けるかな?」と不安に思った一瞬のすきにミスしたり、頭が真っ白になることは誰にでもよく起こることです。

自分では「練習していたのに・・・」と悔しい気持ちで一杯になります。

 

本番は何が起こるか分かりません!

「舞台には魔物が住んでいる」というピアニストの友人もいます。

だから怖いのです。

 

失敗すると、日々努力して練習する重要性を痛感します。

その為、失敗することは悪いことではありません。完璧な人間なんていませんよね?!

1失敗したら、起き上がって2歩進めば良いではないでしょうか。

 

私も幼少の頃から、数えきれないほどの失敗をしてきました。

その度に、「あーあ。間違えちゃった・・・今の練習では足りなかいのかな?」と心にわだかまりが残り悔しい思いをしたことが沢山あります。

しかし、それが原動力となり「次は頑張ろう!」「あんなミスはもうしたくない!」と先につながるのです。 失敗しても良いと思います。 1失敗して、2進めば良いのではないでしょうか。 大事なことは諦めずに続けることです。 そして、本番前だけ急に練習するのではなく日々5分でも良いから習慣的にピアノに向かうことです。

それこそが、本当の「自信」になり、上達への近道です。

お子様が小さいと練習の癖をつけるのが難しかしいことがあります。

また、塾や習い事で忙しい場合は、どの様に効率良く練習するかということが重要です。

そのため、親御さんのご協力がとても重要となります。

また、小学1年生以上は「練習日記」を記すと客観的に自分の練習を見れるようになったり、どの様な練習を先週していたかなど確認することができます。

1行でも良いので、是非続けてみて下さい。1年後、2年後には意識が少しずつ変わり「自己管理」ができるようになっていきます。

12月10日(日)第4回チェンバロを弾いてみよう!

♪ 講座のお申込みはこちら 

 

第4回チェンバロを弾いてみよう!

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2017年12月10日(日)

講師:野澤 知子    植山 けい

① 13:00-14:30

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お飲物をご用意致します。お菓子は参加者が各自持ちよりお茶会をします。

② 15:15-17:00 (*開始時間が15分遅くなりました)

参加費&聴講費 3,000円 

各クラス先着順 受講者10名、聴講5名まで

場所: Studio Trianon

東京都文京区湯島2-14-3 場所のお問合せ:03-6806-0470 JR御茶ノ水駅・聖橋口から徒歩7分 丸ノ内線御茶ノ水駅から徒歩7分 千代田線湯島駅から徒歩7分 銀座線末広町駅から徒歩7分 大江戸線・丸ノ内線本郷三丁目駅から徒歩7分

アクセス:http://studiotrianon.wixsite.com/home/studio

チェンバロに興味がある方 バロック音楽を勉強したい方、お好きな方 ピアノは弾けて、チェンバロは初めての方 新しいレパートリーに挑戦したい方

チェンバロの魅力をより多くの方に知って頂きたいと思い、気軽に参加できる講座を企画しました。

●初めての方~上級者までフレスコバルデイを公開レッスン形式で丁寧にご説明いたします。

●皆様に演奏をして頂きながら、チェンバロでどの様に演奏するのか、アーテイキュレーションやピアノとの違いについて皆で考察します。

●ご参加希望の方は演奏曲目が重ならないように、事前に演奏曲をご相談させて頂きます。皆様のご参加をお待ちしています!

初級の方

●初めて&チェンバロを習って1年以内の方

●1人10分演奏、講師よりアドバイスを貰えます。公開レッスン形式で色々な曲と演奏をご覧頂けます。楽器やタッチ、様式の違いなど分かりやすくご説明いたします。

●バッハ、スカルラッティ、ヘンデル、クープランなど何でもお好きな曲をチェンバロで演奏して頂けます。

中・上級の方

チェンバロ歴2年以上。

テーマ「フレスコバルディ Girolamo Frescobaldi」のお好きな曲

色々な曲に親しむ良い機会です。お気軽にご参加下さい。 どの曲を演奏すれば良いか分からない方はご連絡下さい。

バッハ:パルティータ録音③

無事に帰国して時差もままならない中、録音した350テイクを聞き始めました。
音楽監督とエンジニアが録音中に楽譜にメモした良いテイクを参考にしながら、私自身で全て聞きながらCDに使用するものを選んでいます。2011年に撮ったゴルトベルクも膨大な時間がかかりましたが、自分の納得がいく出来に仕上げる為に努力を惜しんではいけないと思います。

芸術監督&チェンバリスト&ピアニストのオルハン・メメッド氏は、自分で編集作業までして毎年CDを出していますが、「編集作業=始まり」だよと教えてくれました。私の中では「録るの半分&編集半分」と思っていましたが、オルハン曰く録ってからやっと音の素材が集まりここからがスタートだよ!と。

絶句。。。

なぜなら、取りに行くまで5年の歳月を費やしたからです。

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2012年にゴルトベルク変奏曲を発売後、2015年に東京で「パルテイータ全曲」コンサートを2回に分けて行いました。数年間、ずっとオリジナルで録りたいという願いがあり、パリ楽器博物館にルッカースで録る申請を出して1年待ち許可が出たにもかかわらず、日程が合わずに流れてしまいました。

最終的にはご縁で今回のクロールという楽器で録らせて頂くことになり、こんなにありがたいことはないと感激していました。しかし、フランスへ録りに行くまでの半年間は現地スタッフとフランス語のメールを頻繁にして、6月に楽器を下見しにエンジニアのジャックと行き、全て自分でオーガナイズしなければなりませんでした。

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また、全曲をバランス良く練習し続けることも、30人いる生徒のレッスンの合間を縫って時間を作ることが非常に大変でした。
どうにか、やりくりして少しでも空いた時間を練習して、フランスへ経つ日を迎えました。やっと録り終えて戻ってきたら、「これからが始まり・・・」とのことです。

数日前に第2番の1回目の編集が出来上がり、チェンバロの先輩や同僚に聞いてもらったところ、”独特な音色で魅力的”とコメントを頂きほっと胸を撫で下ろしたところです。

編集作業は何回も同じ演奏を聞き続けるため客観的に聞くのが難しくなる為、初めて聞いた人がどういう感想を持つのかも大変参考になります。

納得いくものに仕上がるため、年末に籠って急ピッチで進めます!

 

バッハ:パルティータ全曲録音②

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●スケジュール

10月20日(金):録音開始3日前 調律師&チェンバロ製作者と私が到着し、チェンバロの調整
10月21日―22日(土日)個人練習 ⇒シャトーは博物館として無料で一般公開しており、フランスのバカンスと重なり多数の人が来日した。その間、9-5時まで練習。ガイドツアーなどもあり、18世紀に建設されたシャトーの歴史と共にチェンバロも紹介され偶然練習していると皆さん喜んでいたよう。

10/23(月)1日目:パルテイータ第1番
午前よりチェンバロの調整、お昼スタッフ到着(録音技師はノルマンディー地方から、芸術監督はローマから)
部屋の家具(全て18世紀のアンテイ―ク!)をどけて、マイクテスト、調律などが整い録音開始は16時になってしまった為、シャトーの管理人にお願いしてこの日だけ特別に20時まで使わせて頂きました。

朝8時には調律師が先に行って調律して、私、エンジニア、芸術監督の3人が9時前に到着して開始。
このスケジュールでも1番ー6番(合計40楽章)ある為、休む暇もありません。

10/24(火)2日目9時-19時:パルテイータ第5番★
10/25(水)3日目9時-20時:パルテイータ第4番★とパルテイータ第2番
10/26(木)4日目9時-19時:パルテイータ第6番★
10/27(金)5日目9時-19時:パルテイータ第3番

録った順序は現地で決めて行きましたが、★の3つ(4,5,6番)は長い組曲で技術的&精神的にも弾くのが大変です。
その為、比較的弾きやすい1,2,3番を間に挟んで録っていきました。

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エンジニア:ジャック・ドル氏 元エラートのレコード会社で20年間仕事をしていたベテランで、今は亡きスコット・ロスやトン・コープマン、最近ではオリビエ・ボモンやフォルテピアノのアレクセイ・リュビモフなど素晴らしい古楽奏者の録音に携わってきている。素晴らしいマイクで実際に聞いている音よりも鮮明に聞こえるほどで驚いた。

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左:芸術監督のオルハン・メメッド自身 チェンバリストですでにパルテイータ全曲、ゴルトベルク変奏曲を録音&編集を行った。また、10年前に出会った頃はヴィルクローズ財団の音楽監督をしてとり、ユゲット・ドレフュスを始めヨーヨーマやジェシーノーマンなど世界中の音楽家を読んで講習会を企画していた。オーガナイズ力はピカ一なのと、私の音楽を過去10年間ずっと聞いてきていること、ユゲットの元で学んだメソッドが同じなので、非常に信頼している。今回の企画には最も適任だと思いお願いしたところ、わざわざローマより飛んできてくれて心より感謝!

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楽器の調整中:何と使用しているのは日本のカラスの羽!!芯の部分を2ミリ位削り、ジャックという木片に入れて弦を弾きます。一削りでタッチが全然異なるので会い辺緻密な作業。

すんなりと録れる曲がある反面、なかなか1回で綺麗に撮れない曲などありました。
普段はシャトーに展示されている楽器のため、241歳のチェンバロが本調子になるまで3日かかりました。調律師曰く「4-5日かけて楽器が目覚めて調整をして終わるころに一番調子が良くなる」ということです。本当にその通りでした。

しかし、それでもオリジナルにしかない「音色」とこの素晴らしい響きのためにスタッフ全員が遠くから集まり、何とか5日間に良いものを残そうと皆で一丸となって頑張りました。

芸術監督をしてくれたオルハン・メメッドは私の師事したユゲット・ドレフュス先生の愛弟子で20年以上彼女と素晴らしい友人関係を築いてきました。
大変残念なことにユゲット・ドレフュス先生は2016年5月17日(88歳)にパリでお亡くなりになりました。フランス中から毎日何人もの弟子たちがお見舞いに来ていました。私も偶然パリに2017年4月に滞在していたので3回お見舞いに行き最後にお別れを告げましたが、パリのお葬式に出れなかった代わりに6月に行ったコンサートで彼女にラモーの「ため息」を捧げて演奏しました。その時、不思議にホール内にお客さんがいるにもかかわらず、まるでユゲットの自宅でレッスンを受けていた時の様にチェンバロの横の腰掛椅子に座っている気がしました。彼女への愛情と感謝の気持ちがこみ上げてきました。

そんなこともあり、オルハンとはこれまでもユゲットとの楽しい思い出やレッスン、習ったことを共有できる貴重な友人です。録音中にもテンポ感や舞曲、チェンバロのレジスターなどにおいても的確なアドバイスをくれて、非常に効率良く録音が無事に終わりました。

バッハ:パルティータ全曲録音①

皆様、すっかり寒くなり今年も残り僅かとなりました。

さて、10月末にパリから北へ車で1時間半のところにあるシャトー・ヴィラルソーhttp://villarceaux.iledefrance.fr/でバッハ:パルティータ全曲録音をしてきました。
現在シャトー内に保管されているクリスチャン・クロールという1776年頃製作されたフランス様式2段鍵盤のチェンバロを使用させて頂きました

シャトーは70ヘクタールにも及ぶ広大な敷地で、イノシシや羊、牛やリスなども生息している自然豊かな森が広がっています。
ちょうど10月末より博物館が半年間閉館になる為、見学者のいない時期に録音することになりました。

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シャトーから徒歩5分のBergerie(農家を改造して100人位泊まれる宿)からロバと羊の横を通って裏道を通ると、シャトーの正門に出ます。

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この正門から徒歩20分位丘を登るとシャトーですが、車で移動。敷地内はシートベルトは不要だそうですが、イノシシなども出てくるそうで・・・

24 IMG_2954シャトーから見える景色

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18 パルテイータの楽譜。左から①初版譜のコピー、②ベーレンライター、③ウイーン原典版、演奏する時は④ヘンレ版を使用しました。

事前にこの4つの版を見比べると装飾や音の違いが多々見られます。その為、録音時に芸術監督と話しながら決める箇所もありました。念のため全て持って行きましたが重かった!

木下先生

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皆様、こんにちは。

2018年1月―5月の間、山田先生が産休の間に新しく木下先生がお越下さることになりました。
お子様が大好きで優しい木下先生は、バロックダンスやチェンバロにも見識が高い素敵な先生です。

お教室の皆様が、木下先生と楽しく音楽に親しんで頂けると思います。

どうぞ宜しくお願い致します。