秋の風に変わってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
大変嬉しいお知らせです!
この度、大阪国際コンクールに初挑戦した3名の生徒さんが見事予選を通過致しました。
おめでとうございます!!
チェンバロ部門
縄巻 知佳さん
山本 明日美さん
予選は動画審査になりますので、事前にレッスン室で録画をして郵送したところ、見事お二人とも本選へ通過しました。
お二人とも偶然ヘンデルを弾いてみたいということでした。
山本さんはシャコンヌを選び、山本さんは組曲よりアルマンドと変奏曲を演奏しました。
春にオランダよりピーター・ヤン・ベルダ―先生が来日した際には二人ともレッスンを受けて貴重なアドバイスを頂きました。
お二人とも社会人で会社勤務をなさっている中、空き時間に練習して週末にレッスンにいらしている大変熱心な生徒さんです。
山本さんは今年2回オランダ・アムステルダム音楽院の私の恩師メノ・ファン・デルフト先生のレッスンと夏期講習を受けに行っており、本場の音楽を吸収して大変楽しそうです。
ピアノ部門:アマチュア エクセレンスコース
山口 あさなさん (金賞)
何と高校生の息子さんも同コンクールのギター部門において見事に(金賞)を受賞され、親子そろって大阪の本選へ出場決定となりました。
2年前にバッハコンクールで平均律第2巻:C-durを演奏して銀賞を受賞されました。
その後、チェンバロでバッハ:イタリア組曲を演奏してチェンバロ発表会で演奏なさったり、冬のピアノサロンコンサートでは、ハイドンの変奏曲の素敵な演奏を聞かせて下さいました。
今回は、ギターのために多く作曲している南米のPONCEという作曲:「バラダ メキシカーナ」 というラテンの魅力がたっぷりの超絶技巧の曲を演奏したいということで、春から準備を4月より5カ月に渡り
準備を進めてきました。
また、よりピアニステイックなセンスと技術を学んで頂くために、恵比寿教室でピアノレッスンをして下さっている元呑先生と植山の2人でダブルレッスンをしながら、仕上げて行きました。
本番では、大変心地よい音色がホールに広がり、山口さんがこの曲をとても好きで弾いている気持ちが伝わってきました。
審査員の好評にも”曲への愛情が伝わってきました”とあり、きちんと届いていたようです。
大阪の本選へ向けて、さらに磨きをかけてよりコントラストや多くの音色を生み出すテクニックなどにも重視してレッスン&練習を続けて頂きたいと思います。