2 students came to the harpsichord masterclass on the 21st of march.
3/21チェンバロ公開レッスンが終了しました。
私が通っていた桐朋学園音楽教室で聴音を教えて頂いた見延先生が、男の子の生徒2名を連れてお越し下さいました。初めてチェンバロでバッハ:シンフォニア&フランス組曲第3番🇫🇷を演奏をしてくれました。
チェンバロは、ピアノよりも鍵盤が軽い&ピッチが半音ピアノよりも低い為、始めは慣れるまで不思議な感覚だったようですが、アーテイキュレーション、テンポを安定させる為に歌いながら歩いたりしました。
また、装飾音は大人でもなかなか難しいのですが、よく弾いてくれていました。
しかし、装飾が難しい部分は無意識に全体のテンポが遅くなってしまうことがあります。
常に重要なのは、左手のバスと和声、転調、終止形です。
練習方法の1つとして、左だけ弾いてチェロだったらどの様にフレーズやアーテイキュレーションをするのか?イメージして歌いながら弾くこと。
それとは別に、装飾音の部分は腕を脱力して指先だけで弾けるように取り出して練習をすることを提案させて頂き、一緒に弾いてみました。
バッハのインベンションやシンフォニアはピアノ🎹だけのイメージでなく、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロなど弦楽3重奏やDuoで弾いても綺麗な曲だと思います。
鍵盤楽曲以外のチェロやヴァイオリンの無伴奏組曲やブランデンブルク協奏曲などを聴いてボーイングの仕方などに親しむことで、より立体的なイメージが掴めると思います。
今後もこのような機会を通じて、できるだけチェンバロに触れる機会を作っていきたいと思います。