Kay Music Academy

〜子供から大人のためのピアノとチェンバロレッスン〜

どうして本番で失敗してしまうの?

gatag-00008458 ピアノは人前で演奏をすることで、日々の練習の成果が発揮されます。 そして、皆様と一緒に音楽の素晴らしさを分かちあうことができます。1人よりも100人と共有した方が何倍にもなって喜びや楽しさが増しますね。   外国では言葉が通じなくても音楽は、演奏者の人間性や内面性が伝わってくる「共用語」です。

私自身、アメリカやフランスで初めてのお客様の演奏前は心細くドキドキしましたが、演奏後に楽屋へ笑顔で感想を言いに来て下さる方がたにどれだけ救われたことでしょう。

昨日のサロンコンサートでは最後のレッスンよりも上手に弾けた生徒さん、いつも通りに弾けた生徒さん、ちょっとミスをしてしまった生徒さん、様々でした。

普段通りに弾けたれば万々歳だと思います。

なぜなら本番は緊張してしまい、いつもの-20-40%弾けないことがよくあるからです。これも、場数を踏んで失敗していくうちに自分をコントロールできるようになってきます。

家で120%練習していないと本番で!80-100%出ません。

80%になるか、100%になるかは、「自信」があるかないかです。 その「自信」とはどこから培われるのでしょうか。

日々の練習以外の何ものでもありません。

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練習を積み重ねれば、音楽が指や体の記憶として入り、曲が始まれば最後まで集中して弾けます。

どんなに練習をしていても、 集中力が欠けると一瞬にして落とし穴に入ってしまいます。。。

「大丈夫かな?弾けるかな?」と不安に思った一瞬のすきにミスしたり、頭が真っ白になることは誰にでもよく起こることです。

自分では「練習していたのに・・・」と悔しい気持ちで一杯になります。

 

本番は何が起こるか分かりません!

「舞台には魔物が住んでいる」というピアニストの友人もいます。

だから怖いのです。

 

失敗すると、日々努力して練習する重要性を痛感します。

その為、失敗することは悪いことではありません。完璧な人間なんていませんよね?!

1失敗したら、起き上がって2歩進めば良いではないでしょうか。

 

私も幼少の頃から、数えきれないほどの失敗をしてきました。

その度に、「あーあ。間違えちゃった・・・今の練習では足りなかいのかな?」と心にわだかまりが残り悔しい思いをしたことが沢山あります。

しかし、それが原動力となり「次は頑張ろう!」「あんなミスはもうしたくない!」と先につながるのです。 失敗しても良いと思います。 1失敗して、2進めば良いのではないでしょうか。 大事なことは諦めずに続けることです。 そして、本番前だけ急に練習するのではなく日々5分でも良いから習慣的にピアノに向かうことです。

それこそが、本当の「自信」になり、上達への近道です。

お子様が小さいと練習の癖をつけるのが難しかしいことがあります。

また、塾や習い事で忙しい場合は、どの様に効率良く練習するかということが重要です。

そのため、親御さんのご協力がとても重要となります。

また、小学1年生以上は「練習日記」を記すと客観的に自分の練習を見れるようになったり、どの様な練習を先週していたかなど確認することができます。

1行でも良いので、是非続けてみて下さい。1年後、2年後には意識が少しずつ変わり「自己管理」ができるようになっていきます。

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