Kay Music Academy

〜子供から大人のためのピアノとチェンバロレッスン〜

2/2 ピアノサロンコンサート終了!

2/2日(日)に渋谷区大和田文化総合センターの大練習室にてピアノのサロンコンサートを行いました。

発表会当日は十分なリハーサル時間が取れないため、公開リハーサルの場として行いました。

皆さん、この数か月新曲に取り組み最後の仕上げですね。

一生懸命練習をしているのがよく分かりました。

また、昨年のピアノ発表会よりも難しい曲をよく弾いている姿を見ると、1年の成長がよく見えます。

親子や姉妹連弾も多く、ご家族でピアノを楽しむ姿はとても微笑ましいですね。

今回初めて参加するフランス人、日本人の生徒がいましたので、皆さまにもご紹介をさせて頂きました。

サロンコンサートは発表会よりもアットホームな雰囲気で音楽を楽しめると思います。

緊張すると、色々なことが起きます!

 

普段はスラスラと弾けるのに、突然頭の中が真っ白になったり(!!)

暗譜が心配だった生徒さんは、よく集中して弾けたり

緊張して手足が震えてしまうこともあります。

 

しかし、本番前はできるだけ多く人前で弾いて、思いもかけない箇所を失敗したりしますが、その都度、細かい練習をしていけば完成度は高くなっていきます。

講師の私たちも幼少の頃から、舞台でのミスは数え切れません。

例え、弾いているときにミスが気になっても、最後の音を弾くまでは絶対に諦めないことが大事です。

そして、いつも通りに弾ける!と自分を信じること。

それが【自信】だと思います。

舞台の上ではたった一人です。

その中でいつも通りに演奏するのは【練習】の積み重ねこそが、【心の安心】と【自信】に結びつきます。

 

私は、演奏中に何があっても最後の音まで集中するよう努めています。

それは、まるで筏につかまって何があろうとも岸へたどり着くような心境かもしれません。

少しでも【うまくいったな】なんて思った瞬間に間違えたりして、何度となく反省をしてきました。

心の隙は油断大敵です。舞台の上では何があるか分かりません。

 

100%準備をしたとしても、緊張して舞台の上で80%出せれば良い方だと思います。

少しのミスがあっても、自分の表現したいことを存分に出せれば達成感があります。

しかし、ミスが気になり連鎖が起きたりして、普段の力を発揮できないと残念ですね。

 

余計なことは考えずに、いつも通り目の前にある音に集中し、フレーズを心の中で歌うこと。

暗譜やテンポが速くなり、心配になってきた時は、必ず左手のバス(低音)をよく聞くようにしています。

 

歩く為に足がないと歩けないように、ピアノも左手のバスと和音が音楽を支えています。

ついつい右手の忙しいパッセージに気を取られがちですが、左手だけ暗譜で通せるようにしておけば、とても安心して弾けます。

是非、試してみて下さい。

 

今回のピアノ発表会では、恒例の講師演奏もあります。

久我山教室の私の植山と恵比寿教室の三好先生は連弾でバッハを、

同じ恵比寿教室の市川先生は今年生誕250周年のベートーベンを、染矢先生はドビュッシーを、

そして神楽坂教室の倉地先生はラベルを演奏させて頂きます。

 

皆様にとって、素敵な発表会となりますよう講師一同しっかりとサポートをさせて頂きます。

今年は素敵なプレゼントもご用意していますのでお楽しみに!

 

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