8月19日(日)午後 近江楽堂 チェンバロ発表会
皆様、今年もチェンバロ発表会の季節がやって参りました。
生徒の皆様も、ヘンデル、フランソワ・クープラン、ダングルベールなど多くの名曲に取り組んでいらっしゃいます。
チェンバロ:野澤知子先生のクラスとカウンターテナー:中嶋俊晴先生のクラスと合同でさせて頂きます。
ソロのチェンバロ演奏だけでなく、歌も楽しんで頂けます。
入場無料ですので、ご自由にお越しください。
午後13時ー19時(予定)
生徒の皆様も、ヘンデル、フランソワ・クープラン、ダングルベールなど多くの名曲に取り組んでいらっしゃいます。
チェンバロ:野澤知子先生のクラスとカウンターテナー:中嶋俊晴先生のクラスと合同でさせて頂きます。
ソロのチェンバロ演奏だけでなく、歌も楽しんで頂けます。
入場無料ですので、ご自由にお越しください。
午後13時ー19時(予定)
浜離宮朝日ホールにて第5回チェンバロフェスティバルが終了しました。
The 5th Cembalo fesitival has finished! (ligeti concert ,lecture and kids lesson)
芸術監督の曽根麻矢子さんを始め、野澤知子さん、渡邊先生など皆様の素晴らしい演奏&集中力&本番への準備を拝見させて頂き、貴重な経験となりました。また、多くのスタッフの皆様のお蔭で無事に終了しましたこと、心より御礼申し上げます。
3日間続けてお越し頂いたチェンバロ好きな方、生徒さんにも感謝申し上げます。
舞台には5台ものチェンバロが用意され、演奏曲目によりイタリアン、ジャーマン、フランス様式のチェンバロが使用されました。異なる楽器の音色を聞けるのも魅力の一つですね。
大理石のホールロビー階段はヨーロッパのような美しい響きでした。
レクチャーに聞きに来て下さったチェンバロ奏者、桐朋学園大学でお世話になった有田千代子先生(右)とフォルテピアニストで音教時代から一緒の平井千絵ちゃんと。
また、「バッハ:パルテイータ」の公開レクチャーでは、バッハが幼少期から写譜をして影響を受けた作曲家(ヴィヴァルデイ、フレスコバルデイ、ダングルベール、デユパールなど)を調べて良い勉強になりました。
子供のチェンバロ教室では藤田理央ちゃんが野澤先生のレッスンを受け、佐藤春空君はインベンションを弾いてくれました。 ピアノよりも鍵盤の軽いチェンバロを「弾きやすい」とトリルも上手く弾いていました。今後バロック音楽を弾く際に、チェンバロのイメージが膨らむと良いですね。
曽根麻矢子さんの愛器David Leyの素晴らしい楽器で演奏させて頂き大変幸せでした。
第5回のフェステイバルでは、手の交差をして演奏するフランソワ・クープランの「ティク・タク・ショック」と現代曲のリゲティの「Continuum」というPrestissimo (最も早く&4分以内に弾くという作曲家の指示あり)を演奏させて頂きました。この2つの曲は分散和音で作曲されている点で類似点があることから、セットで演奏させて頂きました。
「Continuum」はPrestissimo (最も早いテンポで演奏&4分以内に弾くという作曲家の指示あり)は楽譜を目で終えないほど速く、練習方法も色々と悩まされました。あまりに難しいのです。
譜読みを始めたものの、微妙にリズムが3:4 が3:5, 3:6⇒4:5⇒5:6….の様に片手のリズムと音がずれ続けていきます。
急に上手になる魔法はなく。。。
片手ずつゆっくり何回も練習、メトロノームに合わせて少しずつテンポを上げて行きました。
実際に演奏したことのあるチェンバリストより、弾けなくても良いから本番のテンポでも弾いておいた方が良い。
とのことで、無謀にも!?高速で弾くと腱鞘炎になりそうになり・・・
ストップ!
また、メトロノームとゆっくりなテンポで再開。そして、片手ずつ高速で弾けるようにしても両手を合すと楽譜に書いている音との中から一定のリズムでドードードと音が浮かび上がって聞こえてきたり・・・
今までに取り組んだことのない曲でした。
そして迎えた本番。清水の舞台から飛び降りる!?覚悟でステージへ。
18世紀のF.クープランの音楽がとても平和に聞こえ、歌えるテンポでゆったりめに演奏し終えました。
腕を脱力し、極力無駄のない「最小の動きで最大の効果を」というのは理想ですが、構想の場合は自然に動作がミニマムになります。そして、気が付いた時は最後の2ページ、4フィートのみで演奏している高音の世界は、まるで真空管の中に入ってしまったような・・・
とてつもない緊張感の後に宇宙の無重力状態にワープしてしまったような・・・
不思議な集中状態にありました。そして、気が付けば終わっていました。
私にとっても大変貴重な機会と経験になりました。フランス人のチェンバリストでアンコールにさらっと弾いてしまう方もいらっしゃるようです。そこまで自分のレパートリーになるかは分かりませんが、生涯に1度、いやここまで大変な思いをしたのでまた機会があれば演奏させて頂きたいと思います。
が、暫くおやすみ・・・
皆様こんにちは。
残念なことに東京FM以外の30局放送だそうですが、ネット配信でお聞き頂けます。
クラシック音楽のコーナーは5時20分~30分と早いですが。。。
ちょうど京都へ行く日でしたので5時起きで聞いてみました。
改めて、「声が低い・・・」ですね。以前に歌手の方から、私は「歌だったら絶対にアルトパートだね。」と言われたのを思い出しました。
http://park.gsj.mobi/news/show/46854
皆様、曇り続きのお天気ですがいかがお過ごしでしょうか。
東京建物八重洲ホールでバロックダンスの岩佐樹里先生主催のPetit salon が行われていました。
バロックダンスの生徒さんに合わせて、チェンバロやトラヴェルソ、リコーダー、オーボエ、ヴァイオリン、チェロのアンサンブルを生徒の皆様に演奏して頂きました。
今回の本番前に2回リハーサルを楽器演奏の方とダンサーの皆様で行いました。
1-3月に行った通奏低音講座の実践の場としてアンサンブルに初挑戦した生徒さんも、他の楽器とダンサーと一緒に演奏できる貴重な機会となりとても楽しまれていたようです。
普段は一人で演奏していることが多いためメヌエットやブレ、ガヴォット、アルマンドなどを実際の踊りとともに演奏することで拍感やテンポ感をより明確に感じることができます。
衣装も皆様デザインをご自身で工夫して作って貰ったりとても華やかで、日頃のダンスレッスンの成果を存分に発揮なさっていました。
以下、参加者の方からの感想より
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①憧れの通奏低音で参加させていただき、皆様の素敵なダンスや演
②今回、踊りと音楽を紐付けて考え合わせて成立させる、そのことを初めて意識することになり、とても勉強になりました。
踊りやアンサンブルの演奏を引っ張らないか、壊さないかとてもドキドキでしたが、植山先生のThumbs Upと岩佐先生からの踊りやすかった、というコメントでホッとしました。
また、普段の曲でAllemande, Saraband, Gigue, Minuet等を練習する際に具体的に、踊られていたステップを思い出すことで、初めて頭にイメージできるようになった気がします。
長く楽器に触れてきた中で、初めての経験をたくさんいただきありがとうございました。
そして「楽しむ」を軸に音楽・踊りに向き合われている色々な方との交流も含め何よりとても楽しかったです。また是非次回、機会をいただければ参加させていただきたいです。
今回は素敵な機会、経験をありがとうございました!
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山野楽器では初めてのチェンバロコンサートだそうです!当日、チェンバロをコンサートの為に搬入します。
使用楽器:深町研太製作 ジャーマンモデル
https://www.yamano-music.co.jp/event/detail/101447184209364/