3月は、フランスのナント市のコンセルバトワールにて20年以上チェンバロ、通奏低音科の教授を務められた、ジョスリーヌ・キュイエ女史とダニエル・キュイエ史をお迎えして、バロック時代のアンサンブルの公開講座を行いました。
実は、ジョスリーヌ・キュイエさんは大の日本好きで、日本語を勉強しに6週間来日なさるということで、せっかくならば、この機会に東京で本場のフランス音楽を学ぶ機会を作りたいと思い、3週末に渡り、チェンバロソロ、チェンバロを含むアンサンブル、通奏低音の公開講座と通訳をさせて頂きました。
当たり前ですが、東京ーフランスは遠いです!私も1月にコンサートの為に飛びましたが、体調不良で始めの3日は倒れておりました・・・ということを考えると、東京でフランス人のレッスンが受けれるのは、とてもありがたいですね。
このような機会を今後も増やしていきたいと思います。
芸大や桐朋学園音楽大学の学生さん、また愛知県や四国からもわざわざレッスンを受講された生徒の皆様、ありがとうございました。また、聴講にお集まりになられた方がたも、貴重なアドバイスや繊細なフランス音楽をどの様に演奏するのか、熱心に聞かれていました。
なお、アンサンブルマスタークラスの様子、コンサート、またインタビューは、古楽雑誌「アントレ」に掲載予定です。ご興味のある方は、ご覧下さいませ。